interview08

子育てがひと段落した人やセカンドライフも楽しみたい、、、そんな方に来てほしい。

農業・民泊

長瀬利子さん

子育てがひと段落した人やセカンドライフも楽しみたい、、、そんな方に来てほしい。

私は、高野歴51年。野菜作りに、民泊、地域サロンの主催、まだまだ人生を高野で楽しみたい、

そんなパワフルな70代です。

70代とは思えないパワフルな長瀬さんは庄原市高野町のお隣比和町のご出身。

高野町出身のご主人との結婚がきっかけで51年前にIターンで住むことになりました。

もちろん高野で子育ても経験し、長年務めになったJ Aを退職後は2005年に、念願の農家レストラン「りんご畑」もオープンされました。

※現在は閉店し、同じ場所で亀谷さんが和創作くらねを営業している。

そんな長瀬さんのセカンドライフについて聞いてみたいと思います。

「J Aを退職後は、仲良し3人で農家レストラン「りんご畑」をみんなでお金を出し合って2005年にオープンさせました。当時は沢山の方に来てもらって、多い年で年間1万人以上が来てくれてとても忙しい時期もありました。テレビ局の取材も沢山来てくれて、人生の楽園にも出演したこともあるんですよ。

それともう一つ退職後に始めたのが地域の交流サロン。サロンのメンバーは25名で、20年間毎月休まず続けています。毎月続けるのは大変だけど、地域の人が集まってくれるから続けれています。みんなが集まったらバイタルチェックをしてお茶会、時々工作やお巡りさんの講演を聞いたり、みんなで楽しんでいますよ。それと毎回お弁当を作って、お昼に食べるんです。来れない人のために配達もしています」

長瀬さんの最近の楽しみは道の駅にお野菜を出荷すること、沢山買ってもらえることがやり甲斐です

「道の駅たかのへ、沢山お野菜などを作って出荷しています。約60アールの畑で100種類は育てて道の駅に出荷しています。

40アール位が野菜で白菜、白ネギ、大根、トマト、パプリカ、ニンニクなど色々な種類を作っています。夏は花をメインに作って出荷しています」

100種類とはすごい数のお野菜!好きなので楽しみながらできるそう。

「トマトの中にもミニトマトや色々な品種があるから100種類は育ててると思います。でももっと色んな種類育てたいと思っています。残りの20アールは今は果樹を育てています。もも、プルーン、ポポー、無花果、すもも、ネクタリン(ももの一種)などです。

重労働のイメージがある農作業は大変ではないですか。

「最近は毎週、庄原市内に住む息子達が帰ってきて手伝ってくれるので、とても助かっています」

長瀬さんは自宅で民泊や、貸農園もされているとお聞きました。

「民泊はコロナになって受け入れはしていませんが、コロナまではずっとしていました、コロナが治まれば、また再開したいと思います。貸農園は府中市から2週間に1回今は2組来られています。高野の環境がいいからずっと来てもらってます」

やっぱり近所のウォーキングスポットが一番良い!

「長年高野に暮らしているけどやっぱり家の近くの大宮八幡宮を歩きながら、自然を見るのが一番好きですね。今の時期なら紅葉したもみじを見て、大鬼谷オートキャンプ場へ歩くのが自然を感じることができます。夏なら雄滝、雌滝へ歩くのもおすすめです」

最後に、高野町へ移住を考えている方へ向けて地域に溶け込むコツを教えていただきました

「きっと子育てが終わった方やセカンドライフの方にも来てもらっても楽しんでもらえるのではないでしょうか。自然の中でのびのびできると思います。地域の人と仲良くすることでみんな助けてくれると思います」