こんにちは地域おこし協力隊の佐々木です。
9月後半になり高野町では稲刈りの最盛期を迎えました。5月に春のたかの体験で手植えしたコシヒカリも順調に育ち、稲刈りの時期になりました。そして、9月28日に『たかの体験(秋) 稲刈り体験と新米羽釜ご飯炊きと栗拾い』にて、参加者の皆さんと一緒に稲刈り体験を楽しみました。
朝10時すぎに体験会場に到着。募集では定員20名の予定でしたが、今年のたかの体験は大好評で、申し込みを沢山いただき、今回は約70名の方が、広島市内や福山市内などから参加されました。
稲刈りのやり方をおしえてもらっい、約5アールの面積を1時間かけて刈っていきました。小さなお子さんも一生懸命に刈ってくれました。
刈った稲は藁で束ねて、はで干しにしていきます。刈った稲をはでまで田んぼの中を歩いて運ぶのは結構な重労働ですが、みなさんどんどん運んでくれました。
お昼前にはみごとなはで干しができあがりました!
稲刈りの後は、お待ちかねのお昼御飯です。羽釜で炊いた8升の新米に高野産の食材を使った、豚汁や煮物などの田舎料理、地元の漬物名人の漬物盛り合わせ、トマトやりんごなどが並びました。
昼食は僕の家である田んぼ横の古民家でいただきました。庭先に並べたテーブルや大広間で田舎の風情を感じながら楽しんでいただきました。
昼食を楽しんだ後は、古民家の裏山裾にのぼり、栗拾いをしました。この古民家は20本以上の大きな栗の木に囲まれていて、たくさんの栗がとれます。この日は少し時期が早かったですが、みなさん沢山の栗を拾って持って帰っていました。
たかの体験を僕の田んぼと家で始めて2年目になりました。その間、春の田植え・秋の稲刈り・冬の餅つきで、多くの方に里山体験をしていただきました。この日も3回目・4回目の参加者の方も多く、和気あいあいと楽しい1日を過ごすことができました。次回1月24日に行われる、「たかの体験(冬)古民家雪国くらし体験と杵と臼で餅つき」でお会いできることを楽しみにしています。