こんにちは地域おこし協力隊の佐々木です。今年から高野町ではガストロミーツーリズム(その土地ならではの歴史や食文化に触れることを目的とした旅行)ちなんだイベントを開催しています。
今回は5月18日(土)に竹原市の酒造会社で「龍勢」などを作られていえる藤井酒造さんの善七の会田植えイベントを行いました。酒米の手植え体験と、古民家で藤井酒造さんのお酒と高野町産の食材を使った里山料理を楽しみ、地元の方から食材のことや高野町の風土についてのお話しを聞いて交流を行いました。
朝10時過ぎ、貸し切りバスで参加者の皆さんが到着しました。参加者は約60数名になり、地元の方々を合わせると90名近くになりました。早速皆さん田んぼに入り田植えを行います、この日は天気が良く暑い日でしたが、約1時間の皆さんの頑張りで、用意された苗をすべて植え付けることが出来ました。
田植えが終わった後は、皆さん水路や家のそばを流れる小川で泥を落とします。洗い場に何本かホースを用意していましたが、皆さん水路や小川で洗う方が気持ちよいようで、泥落としも楽しまれていました。
泥を落とした後は、お酒と料理を楽しみます。昼食は田んぼのそばに建っている大きな梁や昔の雰囲気の残る古民家で食べてもらいます。
参加者の皆さんには、大広間や庭に設置したテーブルで昼食を楽しんでいただきました。
お酒は、藤井酒造さんの「善七」「龍勢」「夜の帝王」など数種類の日本酒。高野町産の無農薬ホップで作られたクラフトビール「御津女神社(みづめじんじゃ)ビール」を中心にお酒を楽しまれていました。
料理は地域の方々のご協力で、高野で取れる野菜や山菜、猪肉の里山料理で、高野町に住んでいてもなかなか食べることのない食材や料理もあり、参加者さんだけでなく地元の方も一緒に楽しんでいました。
参加者の皆さんも、初めて食べる食材や料理や昔食べたことのあるものを懐かしみながら食べていたり、満足されている様子でした。
羽釜炊きご飯、天ぷらや猪肉も揚げたて、焼きたてを楽しんでいただきました。
約2時間のお食事交流会を楽しんでいただき、会は終了となりました。
参加者さんはお酒や田植えを目的に来られた方も多くいらっしゃいましたが、里山の料理屋や景色、古民家での時間がとても良かったと好評のお言葉も多くいただき、とても嬉しく思いました。秋には収穫のイベントも予定しています。次回にはもっと里山を感じていただけるように準備もしていきたいと思っています。