こんにちは地域おこし協力隊の佐々木です。
高野小学校では先週の4年生の大根販売に続き、今週は5年生が育ててきたりんごの販売を行いました。5年生の生徒さんの販売の様子をお伝えします。
今年の春、6月1日に摘果作業を行いました。高野町中門田の大坂りんご園さんの中の2本りんご(ふじ)の木を小学生がお世話します。この日はリンゴ農家の大坂さんと田中さんの二人に摘果を教えていただきました。この時はまだ、りんごの実も小さく青色でしたが、沢山実がついているので摘果作業も大変そうでしたが、みんな上手に必要な実を残して摘果作業をしていました。
<摘果作業の様子>
11月22日、大坂りんご園さんで収穫作業を行いました。この日も大坂さんと田中さん、2人のりんご農家さんが指導に駆けつけてくれました。生徒さんはしっかりと説明を聞いて収穫の準備をします。
<収穫のやり方などを指導>
6月には小さく青かった実が、立派な赤いりんごに育ちました。脚立に上って高いところも収穫、みんなで協力して沢山のりんごを全て取り終えました。収穫したりんごはコンテナ10箱にもなりました。
<収穫の様子>
<収穫したりんご(ふじ)>
2日後の11月24日、小学校でりんごの袋詰めなどを行うということで、高野小学校を訪れました。まず生徒さんたちは、お客様に味の説明をしておすすめできるようにと、規格外のりんごを試食。「固めで美味しい」「酸っぱさと甘さがちょうどいい」など感想を言い合っていました。その後、一キロごとに袋詰めして126袋が販売できるようになりました。レジ担当の生徒は、実際にレジをうちながら何度も練習していました。
<レジ打ち練習>
<袋詰め>
11月27日寒い朝でしたが、道の駅たかのには元気な生徒さんたちの姿があります。朝10時の販売開始ですが販売開始前から沢山のお客さんが並び、10時には40人以上が列をなしていました。販売開始すると一気に忙しくなります、レジ打ち、在庫を並べる人、接客をする人とみんな役割を頑張って行っていました。
<販売の様子>
お客様には手作りのりんごのスイーツレシピが載っている冊子をお渡しするというサービスもとても良いです!。僕もいただきましたが、これでりんご料理が楽しめそうです。
<りんごスイーツのレシピ>
お手製ののぼりやプラカードで呼び込みも頑張ったおかげで、126袋が15分で完売しました。生徒さんはあまりにも短時間だったので、少し物足りなかったようですが、15分でこのお客さんをさばいた頑張りは凄かったです!
<最後のお客様>
高野小学校5年生の皆さん、春からの作業と販売、大変お疲れさまでした。よく販売だけする体験学習などは聞きますが、こういった地域の特産品を1年を通して作業や販売を体験学習できる環境は素晴らしいですね。僕も小学生の頃にやってみたかったな~