毎週木曜日、自治振興センターの和室を開放して、ママと子供の交流の場「とことこ」を開催。子供たちは自由に遊びまわり、ママたちは色々なお話に花を咲かせます。時にはイベントが開催されたり、近隣の人からりんごや野菜の差し入れが届いたりすることも。ママと子供なら、誰でも参加OK。散歩がてら気軽に「とことこ」へ遊びに行けるこの場所では、地域ぐるみで子供たちの成長を見守っています。
「山のゆうえんち」
「大人も子どもも大自然に学び、全力で遊ぼう!」をスローガンに、自然体験を通じて、親子の絆や心に残るふるさと高野の思い出を育む「山のゆうえんち」。四季折々のテーマを決めて、自然の中で様々なアクティビティを楽しみます。子供たちはもちろん、山や川、草木や虫、ここではみんなが友達。高野町は、地域全体が自然豊かなテーマパークです。
「たかの体験」
高野の魅力を体感できるイベント「たかの体験」。田植えやりんご狩り、伝統行事への参加など、子供から大人まで楽しめる「さとやま体験」や「農業体験」を通じて、高野の魅力を肌で感じることができます。見るだけ、聞くだけではわからない「本当の高野」に触れてみませんか?
「シモタカフェ」
月に1回、地域の人たちが集まって「高野」について話しあう「シモタカフェ」。アットホームな雰囲気の中、お茶を飲みながら「高野のこれから」について、感じたことを思うままに話します。時には地域の人たちと楽しいイベントを開催することも。シモタカフェは地域づくり発信の場として、また、人々の交流の場として高野の未来の重要な役割を担っています。
高野のビジョン
高野の高齢化と人口減少化に歯止めをかけるべく発足された「TAKANO未来会議」。高野に住むすべての人たちが、「教育」「経済」「定住」に着目し、高野町の未来について考える。そのための「議論の場」として立ち上げられました。みんなが心を一つにして、高野の課題をひとつひとつクリアしていく。「TAKANO未来会議」はそのきっかけづくりを担っています。
教育の分野では、「みんなでつながる 地域でつながる」を合言葉に、地域全体で子供たちのために何ができるか?を考えます。具体的には、地域行事やイベントを通じて、子供たちと地域の人たちの交流の場を設ける、図書館や公園など、子供たちの居場所作りをすすめる、など。さらには高野の地理風土を活用したコミュニティースクールの展開、山村留学も含め、「高野でしかできない」子育て環境を確立します。
高野の経済を豊かにし、地域の人たちの生活を守るためには、高野での就労機会をさらに増やす必要があります。そこで、①年齢・性別を問わず登録できる人材バンク、②高齢者の見守り・弁当販売などの生活サポート、③農地の維持管理やエネルギー事業に取り組む総合センターの設立を目標に掲げています。高野全体をつなぐ会社を設立することで、仕事や職をつくるだけでなく、地域をひとつにつないでいくのです。
先人たちがさまざまな困難を乗り越え、つないできた「高野の暮らし」を次に世代へ受け継ぐために、高野への定住促進のための具体的な体制づくりを行います。空き家リノベーションや地域おこし協力隊の配置、空き家活用セミナーの開催など、「より暮らしやすい高野」のために、居・職・住をオール高野で推進できる環境づくりを目指しています。