高野人

「人と人との繋がり」を
何よりも大切に

児玉 朝光さん

宮司

児玉さんは、宮司をしながら中学高校で数学教師として33年間、教鞭を執ってきました。退職後は塾の講師を経て、現在は宮司の役職に就き、忙しい毎日。

「プライベートでは、週に2回、テニスをするために三次市まで通っています。他にも月に2回の神楽の練習、畑仕事など…仕事に趣味に、忙しくさせてもらっています」

また、児玉さんは比婆斎庭神楽(ヒバサニワカグラ)の保存にも力を入れています。

「45歳の頃、賛同してくださる方と一緒に保存活動をスタートさせました。その甲斐あって現在では、年7か所のお宮での神楽や13年ごとにある大神楽などの保存につとめています」

四季を感じられる自然、豊かな山の幸…高野にはいいところがたくさんありますが、何よりも高野の良さは「人」だ、と児玉さん。

宮司という仕事柄、地域の人たちに接する機会が多いこともあり、「人と人との繋がりを大切にしたい」と話してくれました

「高野の人たちは本当にいい人ばかり。これから高野に住まれる方も、地域の活動に積極的に参加して、高野の人たちの良さを実感してほしい。そのために、我々もしっかりと受け入れ態勢を整えておかなければ…と考えています」